Umore(旧SWP)は、家庭や各産業から日々際限なく膨れ出る廃棄物問題を、低環境負荷で解決するための、磁力を応用した画期的な有機廃棄物分解処理装置です。Umoreはエネルギー消費が少なく、メンテナンスが簡便に設計されているため、低ランニングコストで費用対効果が高い廃棄物処理が可能で、持続可能な経済、環境、社会に貢献できる廃棄物処理システムであると自負しています。
 磁場熱空気による分解技術は20年ほど前に開発され、分解作用根拠は未だ科学的には解明されていない点があるものの、物理的現象としての分解結果が明らかな、実証経験を基に蓄積、実用化した技術です。
 ゴミを燃焼させないため、ダイオキシン、CO2、塩素ガス等の発生量を環境基準値を遥かに下回る数値に抑制することが可能です。

Umore 80

低温磁場熱分解技術の応用

特願2021-167581 令和3年10月12日
特許出願人:株式会社大丸製作所/株式会社ToSS

強い磁場を通した空気と熱を与えることにより、有機物の分子結合が弱くなり、「火炎を伴う燃焼」をせず急速に酸化・分解がすすみます。
 この熱分解家庭後、最終的には主に無機物で構成される残渣(灰)となります。
 有機物の減容率は約1/100~1/300となり、廃棄物を現象させることができます。ちなみに火炎を伴う燃焼の場合の減容率は1/10~1/20です。

分解により生じるセラミックパウダー(灰)

有機廃棄物の含有率の処理時間

極度に湿った廃棄物については、水分調整(乾燥)が必要となります。
推奨含水率は、50%以下です。
なお分解を早めるには、廃棄物が細かい状態であることが望ましい(1~5cm程度)ですが、パウダー状のものが多すぎると磁気熱空気の通り道をふさいでしまい、ブラウン運動が不活発になり、処理が遅れる場合がありますので、様々なサイズなゴミを混合させると分解効率が向上します。

U-MORE80の製品写真